こんにちは。でんすけです。
会社の飲み会では数少ない株仲間とグループになり、
投資について話をすることが多くなりました。
高学歴イケメンパチンカス君もそのうちの一人です。
その話を聞いていた新人(株初心者)から質問がありました。
新人との関係
新人とは部署は同じですが、席は遠く離れていて、
その新人の上司も直ぐ側にいて、いつも鋭い眼光で監視をしています。
変な雰囲気になった、り面倒なことに巻き込まれる可能性があり
危険予知をして鋭い眼光の監視下に近づくことはしていません。
また、鋭い眼光のない合間を縫って話に行くとしても
仲の良い(と勝手に思っている)同僚と少しの時間話をするくらいです。
会社で話をする機会はほぼ0に近い新人です。
飲み会の席で、私が株や投資の話をしていたのを聞いていたのでしょう。
また、私から少しだけ投資の話をしたのは覚えています。
どうせその場限りの愛想の良くして誤魔化したのだろうと思っていました。
飲み会の席での内容を覚えているのは珍しいことです。
ましてや、興味のない話だとすると絶対に忘れてしまうし、
嫌悪感を覚え、嫌いになる可能性もあります。
投資に興味のある人なのでしょう。
ちょっとした休憩時間で
新人とは仕事では全く接点がありませんが、
たまたま、数分の休憩で一緒になりました。
-----休憩時間の会話-----
新人「本格的に、株を始めました。」
「何かいい銘柄はありませんか?」
でんすけ(えっっ!?いきなり??)
「VOOが良いんじゃない?」
新人「VOOってなんですか?」
でんすけ「S&P500指数に連動するETFだよ。」
新人「へー、調べてみます。」
でんすけ「日本円だと手数料かかるからドルに変えてからの方が良いよ。」
「証券会社は?楽天証券?」
新人「そうです。楽天証券です。」
でんすけ「SBI証券なら手数料安いけど、それと比べるとほんの少し高いよ。」
「投資額少ないなら投資信託でいいんじゃない?」
新人「投資信託なら月1万円買っています。」
-----休憩終了-----
新人との話はここで終わりました。
投資信託は何を買っているかは聞いていない。
この話を聞いて追加でアドバイスするとしたら
S&P500というワードが出た時にピンときていなそうでした。
株式投資の中心は米国株
世界の株式市場の内、約6割を占める米国株について理解する必要があります。
S&P500は、ドットコムバブル、リーマンショックなど歴史に残る下落も
数年後に最高値を更新し続けてきました。
現在下落しているコロナショックによる下落も数年後には最高値を超えるでしょう。
米国上位500社に分散しており、
マイクロソフト、アップル、グーグル、アマゾン、フェイスブックなど、
日本でも知られている、世界商売をしている企業が多く含まれています。
米国500社といいつつも世界に投資していると言っても過言ではありません。
500社が全て倒産することはありえません。
バイ&ホールド、バイ&フォゲットしていれば、資産は増え続けるでしょう。
日本株は資産の10%未満
日本株に投資するとしても、資産の10%未満に抑えてください。
いくら日本に住んでいるからといっても、
株式の100%を日本株に投資するのはおすすめできません。
世界に分散して、平均点を取りたいのであれば、8%以下にしてください。
ぶっちゃけ、0%にしても問題ないです。
人口は減っているし、ジジイとババアの割合は増え続け
経済成長の見込みはありません。
また、日本企業は内部留保が多過ぎます。
稼いだ金を貯め込んで、株主に還元どころか、設備投資すらしようとしません。
ただ、遊ばせている金ばかり持っている企業が多いです。
そんなところには投資しない方がいいです。
無難に年金に相当する資産を築きたいのであれば
来月の小遣いを稼ぎたいとか、来年10倍にしたいとか考えているのであれば、
私がアドバイスすることはありません。
60歳になった時、退職金や公的年金以外に死ぬまでの資産を作りたいのであれば、
アドバイスはできます。
投資先としてはやはりS&P500です。
新人は23,4歳です。定年退職まで十分な投資期間があります。
3ヶ月~6ヶ月の生活資金を貯金して、
残り100%をS&P500で問題ないです。
年率6~8%の利回りが期待できます。
今から始めれば、将来資産1億円も夢ではないです。
それ以外に個別株がどうしても買いたいのであれば、以下の4つを理解してください。
個別銘柄選定方法 その1チャートが右肩上がり
個別銘柄選定方法 その2 営業キャッシュフローが年々増えている
個別銘柄選定方法 その3 営業キャッシュフロー > 純利益
個別銘柄選定方法 その4(最後)営業キャッシュフローマージン15%以上
具体的な投資信託
老後の資産を築くには、先ず投資先を選び、その中から自分の好きなファンドで選べば良いです。
1.S&P500のみ、2.全米国株式、3.先進国株式、4.全世界過株式
どれも手数料が比較的低い、インデックスファンドをあげています。
一つだけにする必要はなく、複数に分けて投資することもアリです。
アクティブファンドは止めましょう。
1.S&P500(米国上位500社)
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
・SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
2.全米株式
・楽天・全米株式インデックス・ファンド
3.先進国株式(全米国、日本、欧州)
・eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
・SBI・先進国株式インデックス・ファンド
・<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
・たわらノーロード 先進国株式
4.全世界株式
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
・eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
・SBI・全世界株式インデックス・ファンド
・たわらノーロード 全世界株式
・楽天・全世界株式インデックス・ファンド
まとめ
新人から「いい銘柄はないか?」と質問がありました。
遊びたい年頃なのに、投資を始めようとする心は素晴らしいです。
私がもし新人のころに戻れるとしたら投資を開始するに違い有りません。
私が答えられる回答は”S&P500”です。
それだけに投資しておけば、間違いないと考えています。
時間を十分にかければ、一時的な下げも見方にできます。
資産が減ったとしても退場せず、
無心で買い増しを続けていれば、
30年後に老後資金は潤沢になっていることでしょう。
今後、投資仲間になっていろいろ話ができれば嬉しいです。