こんにちは。でんすけです。
田中敦彦のYoutube大学 エクストリームお金の授業長期の株投資編で米国株が紹介されました。
例え話を交えて素人向けに説明している動画は、非常に分かりやすく、
学校で教えられない知識を付けられる大変人気なYoutubeです。
2020年6月時点 250万人のチャンネル登録者数がおり、とても影響力のある方です。
私自身もチャンネル登録しており、興味のあることは見るようにしています。
ただ、なんかくどいというか分かりやすく説明をしようとするがために、
何度も同じような例え話しを繰り返すので、そんなに時間かけんじゃねぇよと思ってしまいます。
2倍速再生をしていても、10秒送りを連発する動画はこれくらいしかありません。
ディスっている訳ではなく、とても丁寧で分かりやす過ぎるので、
私にとっては物足りないと感じてしまうだけです。
田中敦彦のYoutube大学はとても参考になる動画が沢山あります。
特に知らない分野については、よく見ています。
これだけ知名度のある方が米国株を紹介してくれることで今まで興味を持っていなかった人も
米国株投資について知りたいと思って勉強や実際に投資を始める方が増えると思います。
動画の間違い
今回のお金の授業長期の株投資編は、
自分の方が知識があり得意分野だったので、細かい部分の間違いを見つけました。
信頼できる人でも間違いがあると認識して、
自分で勉強して本当に合っているのか確認することも重要です。
気にする必要のない細かいこともありますが、
誤解を招くようなこともありますので紹介します。
ETFと投資信託がごちゃ混ぜになっている。
バフェット太郎のバカでも稼げる 「米国株」高配当投資で紹介されている有名10銘柄に投資するか、
たぱぞうのお金が増える 米国株超楽ちん投資術で紹介されているETFに投資しよう
というシーンがあるのですが、
具体的なETFとして、「SBIバンガードS&P500」と
「楽天全米株式インデックスファンド」を紹介していました。
しかし、これはETFではなく投資信託です。
ぶっちゃけどうでもいいことですが、投資信託とETFは別物です。
ETFで言うと、VOO(S&P500)、VTI(全米株式)です。
つまりVOOを買い付けている投資信託がSBIバンガードS&P500、
VTIを買い付けている投資信託が楽天全米株式インデックスファンドです。
ほぼ同じですが、買い方が全く違います。
両者のメリットデメリットも存在します。
年間100万円以下の投資額であれば投資信託が楽で良いと思います。
配当金の最大のデメリット税金の説明がない
一番気になった点は配当金が全て!みたいな説明がされていました。
配当金を再投資して複利でリターンを得ることで資産が最大化すると言われていました。
配当金の最大のデメリットの税金のことを蚊帳の外にして、
高配当が良いみたいな洗脳をされているみたいでした。
>>恐るべきバフェット太郎<<
高配当投資については以前記事にしております。
配当金は米国で10%、さらに日本で20%の税金がかかります。
複利といっても100万円の配当金をもらったとしても、
アメリカで10%税金がかかり90万円に下がり、
さらに日本で20%税金がかかり手元に残るのは72万円になります。
28%も税金で持っていかれる計算になります。
これだと複利を活かせてないですよね。
配当ではなく、自社株買いや設備投資、M&Aで事業を拡大することで
複利の力を得ることができます。
得た利益を自分で現金で受け取り再投資よりも、企業が独自に事業を拡大した方が
効率的に株主価値を上げられます。
高配当が全てではなく、いかに株主価値が高くなるかを考えている企業を選択することで
資産を増やす速度が変わります。
バフェット太郎のポートフォリオは毎回のように市場平均を下回っています。
私も下回っていますがね!!!!!!!!
まとめ・感想
知名度・影響力の高い田中敦彦の紹介で米国株人気がとても高くなりそうです。
米国株投資仲間が増えることは嬉しく思います。
しかし、高配当信者が増え上手に資産を増やすことができない人が増えるのは悲しいです。
高配当投資は難易度が高すぎます。
バカにはできな投資なので、バカはETFもしくは投資信託でS&P500など米国株を中心とした
インデックス投資をすることをオススメします。
最後まで読んでくれてありがとう。