こんにちは。でんすけです。
私には上司・部下の関係がなくなった今では冗談を言い合える仲の元上司がいます。
彼のことはは技術・知識で敵う人はいないと思っており、とても尊敬しています。
そんな元上司ですが、日本大好き、貯金大好きなので、一切投資をしたことがないみたいです。
私が休憩時間にチャートを見ていると「コロナで株価下がったな。」とか「良い銘柄あるか?」とか声をかけてくれます。
以前、ふるさと納税、積立NISA、iDeCoをおすすめしましたが、する気はないみたいです。
30年以上働いて技術も知識も付けて仕事も楽しい、貯金もたんまり、家のローンも払い終わると余生をどう生きるかだけで手一杯です。お金に困っていないし、仕事が好きなら資産運用する必要はないってことですね。
先日任天堂の決算発表がありました。
2020年4〜6月期連結決算は、売上高が前年同期の約2倍の3581億円、最終利益が約6.4倍の1064億円と大幅な増収増益でした。
新型コロナ感染拡大による「巣ごもり需要」を取り込んで好調の発表をしました。
このニュースを読んだ元上司と雑談をした内容です。
元上司「任天堂の株買ってたか?決算良かったみたいじゃないか。」
でんすけ「買っていないです。任天堂なんて高くて買えませんよ。。。」
元上司「先見の明がないな。」
でんすけ「そうですね、ただ、アップルの方が値上がりしていますよ!ここにいる社員の半分は私の養分達です!!ニヤリ」
元上司「・・・。」
元上司をボコボコにしてやりました。笑
私はぐうの音もでないのか!とドヤ顔をしていましたが、元上司は呆れてものも言えない状態だったのでしょう。笑
巣ごもり需要が分かっていても任天堂を投資しない理由は、
・単元株が高すぎる
・チャートの差
・時価総額の差
があります。それぞれを見ていきましょう。
■単元株が高すぎる
任天堂株は50460円、単元株だと505万円(100株)です。
資産が1億円くらいあれば、任天堂の株を買っても良いかもしれませんが、
資産の半分以上を1銘柄に突っ込むことはできません。
日本株は単元株の制度でとっても買いづらい株が多いです。
他にもファーストリテイリング(ユニクロ)600万円、キーエンス450万円、ディスコ250万円など日本を代表する銘柄を1単元買うだけで数百万円必要です。投資は金持ちの道楽だと思われる所以でもあります。
一応、1株単位で購入できるSBIネオモバイル証券、LINE証券などありますがNISA枠が使えなかったり不便な部分もあります。
■チャートの差
任天堂の株価チャート
ギザギザしており、下落幅も大きいです。
長期で運用するならもっと安定した株価チャートの銘柄を持ちたいです。
今日買うより明日の方が安く買えるかもしれないち考えてしまうと上下幅が大きい銘柄は手を出し難いです。保有していても精神衛生上良くありません。
アップルの株価チャート
多少の上下はありますが、なだらかな右肩上がりです。
最近、急上昇しているように見えますが、株価の上昇率でいうとそんなに高くなっているわけではありません。
8月2or3週目の株価基準
2015年 115.96
2016年 108.18(-6.1%)
2017年 157.50(+45.6%)
2018年 217.58(+38.1%)
2019年 206.50(-5.1%)
2020年 437.50(+111.8%)
2020年の株価上昇率は高いものの、ここ5年間の平均年利回りは30.4%です。
2017年、2018年の上昇率を考えると現在の株価が上がり過ぎとは考えられません。
至って適正な株価と考えます。
チャートを比較しても日本株を代表する任天堂と米国株を代表するアップルを比較すると一目瞭然米国株に軍配が上がります。
■時価総額の差
任天堂の時価総額は、日本11位で6兆6000億円です。
アップルの時価総額は、世界1位で196兆円です。
約30倍の差があります。
日本で1位のトヨタ自動車も世界で見ると40位です。
将来の不安しかない日本株にお金が集まらないのが理由だと考えます。
世界が投資先として見放されている投資先よりも世界が注目している投資先に資本を置いたほうが勝率も高く効率的に稼げるでしょう。
■まとめ
任天堂とアップルを比較して日本株に投資しない理由は、
・単元株が高すぎる
・チャートの差
・時価総額の差
元上司は会社の狩猟犬として働いています。
仕事がとても楽しそうです。
最後まで見てくれてありがとう。