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【日本製鉄】 呉製鉄所休止で考えなければならないこと

こんにちは。でんすけです。

日本製鉄がグループ子会社である日鉄日新製鋼 呉製鉄所設備を休止することを発表しました。

鉄源(高炉、焼結、製鋼)設備 2021年度休止
熱延・酸洗等上記以外全設備 2023年度休止

米中貿易摩擦で製造業向け鉄鋼需要が減退・価格の低迷と中国鉄鋼業界の国内インフラ向け増産に由来する原燃料価格の高止まりが同時に発生する状況から2019年決算において、
単独営業損益-1,300億円
子会社を含めた減損等で-4,900億円の損失を計上することになりました。

また、中長期的には、国内市場は高齢化・人工減少による建設需要の縮小や、海外現地生産拡大などに伴い需要減少が見込まれています。
海外市場でも競合激化が想定されています。
日本製鉄は主力製鉄所が50年程度経過しており、今後現状の生産能力を維持するためには莫大な老朽更新投資が必要になります。
こうした状況下を見据えて決定に至りました。

その他にも生産効率優先し、全国各地に散らばっている工場の一部を休止して、
生産能力の高い地区に集約する動きがあります。

サラリーマンが考えないといけないこと


呉製鉄所の従業員は約1000人は他の製鉄所に配置換えされると言われています。
全国各地にある製鉄所で1000人を受け入れられるかもしれませんが、
出来の悪い社員は徐々に減らしていくことになることが予想されます。

100人いる職場に10人追加されたらその人達の給料分の支出が増えます。
全体100%から110%に増えるのです。

生産能力1000の設備が110人になったところで製造量を1100には増やすことはできません。

その対策として、3つのうちどれかを実施しなければ、業績は悪くなってしまいます。
①10%生産設備に改善する (会社として費用がかかる)
②10%給料を低くする (社員の不満がでる)
③10%の人を減らす (早期退職など募集しやすい)

簡単なのは③です。
仕事ができない人を減らせば、効率よく稼げるし会社にとって楽にできるのです。
誰かがクビにされるといことですね。

50年以上の歴史ある工場でも3年後に休止すると上が決めれば従うほかないのです。

会社側はクビになった人たちのことなんか考えている暇はありません。
大赤字になった部分を取り返さないといけないからです。

あなたの会社は大丈夫ですか?
1~3年後は大丈夫かもしれません。
しかし、10年、20年後、さらに自分が定年退職するまでの間、
今まで通り給料が貰えると自信を持って言えますか?
私は今働いている会社の将来はとても不安に思っています。

今以上に儲けられる会社になるかも分かりませんし、
親会社から出向してくる上層部が経営者として、まともな人たちだと思っていません。

会社の倒産や事業縮小への対策

不安であれば、備えをしておかなければなりません。
その方法を考えてみました。

①会社に必要な人材になる。
こいつは手放したくないと思われるような人間になることで、
クビにされる可能性は低くなります。
今できること技術や能力を最大限にあげて、”できるやつ”認定をされるように努力しなければなりません。

②副業を始める。
給料だけでなく、他に収入源を作っておくことで、
収入が”0”になることはありません。
事業縮小するまでの間に再就職だったり、副業を本業に変えたり選択肢が多くなります。

③投資する。
資産を増やす為、投資をすることで、
いざという時のために資産増やしておくといいよね。

なんかうまくまとめられない笑

まあ、事前に予測すればいろいろ準備できるよって言いたかった。
何も準備していないとその時の行動に自信が持てなかったり、
不安が不安をよんだりしていまいます。

今回の製鉄所の休止で自分の将来、会社の将来についても考えてみてはいかがでしょうか。

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