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月俸制の育児休暇攻略法

こんにちは。でんすけです。

嬉しいことに妻が第一子を妊娠しました。
結婚・出産とトントン拍子で進んでいることにとても嬉しい反面、こんなに順調で良いのか不安になってきます。

まぁ、ビビっても仕方ないし、今できることを淡々とこなすしかないので考え込むことはしていませんが・・・。

私にとって育児は人生において非常に大切なことだと考えています。

育児>>>>>>>仕事

結婚後、いや、4年くらい前同僚が育児をしている時から、絶対に育児休暇を取る決意がありました。
そして、有意義な育児をするためにもできるだけ多くのお金をむしり取る必要がありました。
育児休暇で就業規則を攻略し使えるものは使い倒す方法で申請しましたのでその方法を紹介します。

この攻略によって得られるもの

◯休暇期間:13ヶ月
◯給与:給与×100% 4ヶ月分
◯給付金:給与×67% 5ヶ月分
◯給与×50% 4ヶ月分
◯社会保険料免除 12ヶ月分

どのようにしてこれらが得られるか解説していきます。

育児休暇取得に当たって

「産休・育休取得マニュアル」という手引が社内にあります。
・育児休暇を取得する気があるのか?
・期間はどのくらいか?
・手続き方法は?

みたいなことが書かれています。
就業規則に記載しているので、妊娠する前からこの手引は熟読していました。

要点は、できるだけ早く育児休暇を取得する意思があることと希望する時期・期間を所属長に相談する。後に出す書類は会社側から教えてくれる。

ギリギリになると業務の調整が難しくなり、期間が短くなったり、時期が遅くなったりする可能性があります。

現在の所属長は仏様のような存在で、大体のことは許してもらえています。(問題ない範囲で)
なので、期間はMAX!!取れるはず。
あとは「どれだけお得に取得できるか」だけが悩みでした。

私の会社独自の就業規則

福利厚生を充実して、ホワイト企業感を出している会社だと思います。
◯出生後5日間の特別有給休暇を取得できる。
◯1歳6ヶ月まで育児休暇を取得できる。
→通常1歳まで
◯保育施設に入れない場合は3歳まで育児休暇を取得できる。
→通常1歳から1歳6ヶ月と1歳6ヶ月から2歳の2回申請が必要。
◯役職が付けば月報制…遅刻や早退、欠勤しても給与は変わらない。(ボーナス査定は下がる)
→月給制であれば、遅刻や早退、欠勤するとその分給与が下がる。
※育児休暇は欠勤扱い
大きく4つの就業規則があったおかげで、攻略方を見出しました。

攻略の解説

この攻略のメリットは以下の2点。
・休む期間を長くする。
・むしり取るお金を多くする。
お得に休む為の攻略です。

何も考えずに育休を1年間取得した場合、(比較のため14ヶ月で計算する。)
給与 給与×100% 3ヶ月分
給付金 給与×67% 5ヶ月間:6ヶ月分
給与×50% 6ヶ月間:5ヶ月分 (最終月は給与がある為、給付金0円)

給与30万円の場合

給与 給与×100%(30万円)×3ヶ月=90万円
給付金 給与×67%(20万円)×6ヶ月=120万円
給与×50%(15万円)×5ヶ月=90万円
受け取れる給与+給付金は300万円です。
休暇期間:12ヶ月+α

攻略した場合

給与 給与×100% 5ヶ月分
給付金 給与×67% 5ヶ月分
給与×50% 4ヶ月分

給与30万円の場合、
給与 給与×100%(30万円)×5ヶ月=150万円
給付金 給与×67%(20万円)×5ヶ月=100万円
給与×50%(15万円)×4ヶ月=60万円
受け取れる給与+給付金は310万円です。
休暇期間:13ヶ月+α

こちらの方が1ヶ月多く休むのに、10万円多く貰える計算です。

攻略方法は、

・2回に分けて育児休暇を取得する。
・分けるタイミングは6ヶ月以上経過した時。
・育児休暇の開始は月初めの1日後。
・育児休暇の終了は月終わりの1日前。

具体的な日程にて説明します。
1月23日出産予定を前提とすると…休みの例はこんな感じです。
育児休暇取得期間

1回目 2月2日から8月29日
2回目 9月2日から2月27日

1月22日(月)〜1月26日(金) 出生特別有給(5日間)
1月29日(月)〜2月1日(木) 有給 (1月・2月:給与×100%)
2月2日(金)〜8月29日(木) 育児休暇1回目 (3月〜7月:給付金67%)
8月30日(金)  有給 (8月:給与×100%)
9月2日(月)   有給 (9月:給与×100%)
9月3日(水)〜2月27日(木) 育児休暇2回目 (11月〜1月:給付金50%)
2月28日(金)〜 復帰 (2月:給与×100%)

出産予定日は1月22日ですが、育児休暇の取得開始日は2月2日からです。
出生前は残っている有給休暇で、出生後は特別有給休暇+有給休暇で休みます。
2月1日は有給休暇で休むことで、2月分の給与×100%を受領します。
2月2日から育児休暇を取得します。2月の給付金はもらえません。
3月から7月までの5ヶ月間 給付金(給与×67%)を受けます。
8月と9月は各1日出勤(有給)して、2ヶ月分の給与をもらい、給付金はもらえません。
10月から12月まで給付金50%をもらいます。
翌年1月は、給付金が出ませんが、育休を月末まで延長し1月31日だけ出勤して、1ヶ月分の給与をもらいます。

この方法で休みを長く、給与、給付金をより多くもらうことができます。

注意点

所属長や同僚に嫌われたくないので、牽制しつつ、安定期に入った6ヶ月で育児休暇の申請をしました。(安定期前に育休について調べまくってました。)
できるだけ早く相談というか宣言するべきだと思います。

この攻略内容は、私の会社にだけ適用できる攻略であって、就業規則を十分に確認する必要があります。就業規則よっては、より良い攻略方があると考えられまう。
また、人事・総務担当に確認して合意を得て申請しています。
就業規則の穴を突いて、育児休暇期間だけ良い思いをして復帰後地獄が待っているのは御免ですからね。

休暇期間中のボーナス査定は下がるので、ボーナスが出なかったり、少なくなったりします。

最後まで読んでくれてありがとう。
育休取るときは参考にしてくれよな。でも図太い神経してないと1年間とか取れないからね!

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