会社

夜勤をして辞めたい願望が高まりました。

こんにちは。でんすけです。

すみません、ブログ更新をサボっていました。

理由は夜勤です。
めったに無いのですが、たまーに夜勤をしなければなりません。

夜勤は深夜手当がもらえます。
22時~5時の間は25%の割増賃金が発生します。
また、会社によって交替勤務手当が支給されます。

夜勤は昼間の勤務より、給料的にはメリットが多くあります。

しかし、どうして辞めたい願望が高まったのか感じたことを説明します。

夜勤をしなければならない理由


私の職場では主に設計をしています。
通常の勤務であれば、昼間の勤務だけです。
しかし、極マレに夜勤をしなくてはならない状況になります。

設計をするだけでなく、設計して作ったモノを取り付けて動作の確認をする仕事もあります。

例えば、家のキッチンを新しくする場合、設計して付けたら終わりではありません。
キッチンの形や色などのデザインの確認のほかに、水道、コンセント、コンロ、換気扇、照明など一つ一つ動作の確認をしなければなりません。

蛇口をひねれば、水が出る。
お湯側に回せば、お湯が出る。
コンセントにはAC100V電源。
IH用にはAC200V電源。
スイッチを押せば換気扇が回り、もう一度押せば止まる。
照明のスイッチを押せば点灯し、もう一度押せば消灯する。

などキッチン一つとってもいろいろ確認しなければなりません。

その確認は1日で終わるものもあれば、1週間や1ヶ月かかるものもあります。

私が務めている会社は、普通にやれば2週間でかかるものを1週間でやれという会社です。

そうなった場合、昼間の勤務と夜勤の二手に分かれて2日かかる作業を半分の期間で確認作業をします。

設計を早く終わらせて確認時間を長くすればいいのでは?

キッチンを新しくするのに古いキッチンは使えなくなります。
新しいキッチンを取り付けて、1週間は古いキッチンが使えなくなります。

「設計が早く終わったので古いキッチンを使えなくなる期間が1週間長くなります。合計2週間キッチンには近づかないでください。」

と言われても、キッチンの持ち主は了承してくれないですよね。

なのでこの確認作業は、設計期間を短くして早く作り終えたとしても現場で作業ができる期間は変わらないので長くすることはできません。

契約時に確認作業は何日間か決めておいて、夜勤や深夜の対応が必要であればその分、割増料金をもらうというやり方です。

割増し料金をもらう契約をしてしまった場合、夜勤をやらざるをえないのです。

担当でない作業もある

自分で設計を担当していないモノでも夜勤要員として呼ばれます。

私の職場は基本的に単独で設計をしています。
しかし、確認作業は2人、交替勤務の場合は4人以上必要です。
その時は手伝いとして、職場内から手が空いている人に業務を依頼します。

設計に関わっていないので、詳細仕様はわからなくてもできる作業を任命されます。
キッチンだとサイズを測るとか、水温を測るとか、コンセントの電圧を測るとか・・・
測定方法が分かれば誰でもできます。
そういう作業を設計に関わっていない人に任命します。

私が任命することもあれば、任命されることもあります。
持ちつ持たれつの関係です。

夜勤のメリット


私の職場は夜勤をやらないといけない職場です。

しかし、夜勤をすることでメリットはあります。
特に金銭面は大きいです。

割増賃金

冒頭にもお話した通り、深夜手当が支給されます。
法律では通常の勤務の賃金の25%割増の賃金を支払うことと決められています。

私の会社は、労働組合が強いのか33%割増の賃金をもらえます。

また、2交替で勤務することになるので勤務時間も長くなります。
2交替の場合、12時間で交替します。
進捗などの引き継ぎ業務やその他の事務作業等で13時間以上働くことになります。
4~5時間は時間外勤務扱いとなります。

法律では、時間外勤務の割増賃金は25%割増です。
私の会社では、30%割増です。

深夜で時間外勤務をした場合、63%割増の賃金が発生します。

交替勤務手当

法律にはありませんが、交替勤務手当というものが支給されます。

朝  7:00~15:00
昼 15:00~23:00
夜 23:00~ 7:00

それぞれ 200円、840円、1600円の手当が1回勤務をする毎に支給されます。

通常は昼間しか働いていないので、朝勤務の手当は支給されません。
しかし、昼、夜の勤務を行った場合、手当が支給されます。

夜勤を1回するだけで1時間分の手当をもらえるのでかなり嬉しいですね。

特別休暇

通常は昼間しか働いていない人が夜勤をすると、次の日は朝から出勤するのは困難です。次の日も出ると、2日分の勤務をぶっ通しですることになります。

そこで、特別休暇というものがもらえます。
交替勤務の夜勤をした場合、翌日の朝の勤務は有給休みとすることができます。(年休カウント外)

ということは、月曜から金曜の勤務を

通常→夜勤→休み→夜勤→休み

にすれば、週休4日になるんじゃね!?
って思ったので会社に確認しました。

週休4日になるらしいです。

夜勤を上手く使えば、週休4日を達成することができます。
都合のいいように夜勤になることはないのが現実です。。。

デメリット


夜勤には賃金面、休暇の面でメリットがあります。
しかし、夜勤をすることでデメリットも多くあります。

私実体験をもとに解説します。

寝不足

夜勤をすると昼に寝て夜働くことになります。
人間は陽の光を浴びて頭が活性化します。
朝にカーテンを開けるのは脳を活性化させるという意味で有効です。

しかし、夜働かなければならない環境だと、陽の光がある昼間に睡眠を取らなければなりません。

陽の光を浴びて活性化した脳を休ませるのは困難です。
慣れるまで睡眠時間が短くなり寝不足になります。

眠れなくても横になって疲れを取らないといけません。
帰宅後は何もすることができず、寝るだけの生活になってしまいます。

睡眠時間が短くなると生活リズムがおかしくなります。
体内時計が壊れて、食欲が異常になります。

私の場合、食欲旺盛になってしまいます。
夜勤前に食べて、夜勤中に食べて、帰宅して食べて、起床後に食べて
気付いたら1日4食摂取しています。

人によっては、体内時計の乱れで食欲不振となり栄養が不足し、寝不足と合わせて体調が悪くなります。

体調不良

寝不足が原因で体調不良になりやすくなります。

私の場合、偏頭痛持ちなので低気圧になると頭痛になります。
その偏頭痛は寝不足だといつにも増して強烈な痛みが発生します。

体調管理が難しくなり、持病の調子が悪くなるだけではなく、免疫力が弱くなるので風邪などになりやすくなります。

物事への興味がなくなる

日頃から自炊をして、安くて美味しいものを食べようと心がけています。

しかし、夜勤をしていると買い物に行くのも嫌になるし、料理をしようという気力もなくなります。

外食を行くとしても牛丼などの丼ものかラーメンなど待ち時間が短くすぐに食べ切れるモノしか食べなくなります。

牛丼やラーメンは好きですが、毎日食べたいと思うほどではありません。
そうなってくるとコンビニ弁当やカップ麺などジャンキーな食べ物ばかりになってしまいます。

一日4食このような食事を続けていたらデブまっしぐらです。

さらに自炊と比べると出費も多くなってしまいます。
手当をもらっても身体に悪くなる食事に使っているようなら、身体を悪くするために働くと言ってもいいでしょう。

また、株価にも興味がなくなります。
NYダウは先週、乱高下しました。
私の保有しているVOO、VGTも大きく値動きしていました。

普段から何も気にしないように意識しているのですが、やはり大きく動いた時はどう動いたか、次はどう動きそうかを考えるようにしています。

しかし何も気にならなかったのです。
そこまで思考する余裕がなくなっていました。

帰宅して、次の出勤は何時かどれだけ寝られるかだけを考えていました。

投資家として良くはないですよね。

まとめ


夜勤をすると手当を多くもらえます。

投資は”入金力”と良く言われますが、夜勤をすることで入金力が格段に上がります。

アーリーリタイアを目指す身としては、活用すべきことかもれません。

しかし、その反面、デメリットも多くあります。
寝不足で体調不良になりやすくなります。物事への興味・関心がなくなります。
言い換えれば、金をもらって人間らしい生活を捨てている。
究極、夜勤=死ぬために働くといえます。

そんなのしたくないですよね。
私の職場は、若い頃だけ夜勤しておけばいいというわけではありません。
60過ぎたおじいちゃんでも当たり前のように夜勤をしています。

残りわずかの寿命を会社の為に捧げているのです。

将来そういう時間の使い方をしないために、資産を増やしてFIREを達成したいと再認識しました。

夜勤の連勤が終わると、感じたことです。

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