こんにちは。でんすけです。
連日株価がガタ落ちしていますね。
こういう時は入金力がものを言います。
年収をUPして少しでも入金力をUPしたいものです。
年収を上げる方法は、就業規則を熟読することです。
私は、就業規則を熟読して年収10万円上げることができました。
節約も良いですが、会社を利用する方法もアリだとは思いませんか?
就業規則とは
そもそも就業規則とは、労働基準法や労働協定の精神に基づいて会社が職場秩序を維持するために、社員の守るべき規律と労働条件の基準を定めたものです。
社員はこの規則を誠実に守らなければならないと決められています。
言い換えれば、会社と社員結ぶ契約書のことです。
入社の時に会社が決めた契約書にサインをして労働をしているはずです。
法律を守ったホワイトな就業規則もあれば、法律を完全に無視をしたやばい宗教のようなブラック就業規則もあります。
しっかり理解して会社が決めた規則・規定を上手く利用してやりましょう。
法律違反をしているブラックな就業規則は例えサインしたとしても守る必要はありませんからね!
あくまでも会社を利用する側になることが大切です。
就業規則の内容は、各社それぞれありますが、誰が対象か、採用の方法から始まり、
休職、育児休業、介護休業、退職・解雇、役職、異動、勤務、休日・休暇、規律(出退勤、秩序、禁止事項、など)、公民権、教育・福利厚生、安全衛生・防災、組合活動、賞罰、懲戒など様々なことが書かれています。
私の会社では基本的なことが書かれている就業規則は24ページあります。
細かい決まりの書かれた個別の就業規則の詳細が書かれているものが27ファイル約130ページに渡って記載されています。
更に、表彰規定、賃金規則、退職金規定、旅費規定、安全衛生規則、教育訓練規定・・・全て合わせると500ページを超えます。
マジで多すぎ!!
これ全部を理解して記憶することなんて出来ません。
一通り全ての規則を一読して、重要だと思うところを保存しておくなり、関係がある部分だけはしっかり理解しましょう。
限られた職種に対する規定や社会人として当たり前のことが書かれている規則の書かれている項目は一度読めば分かるようことなので無視していいでしょう。
例えば、遅刻はしてはいけないとか、盗みをしてはいけないとか、破壊してはいけないなど・・・当たり前のことも書かれているで、そういうところは読み飛ばしましょう。
では、見るべきところはどこか気になりますよね。
一人一人見なければならないところは違うので給料を増やすことについて説明していきます。
給料を増やすために
当たり前のことですが、「賃金規定」をしっかり読み、理解しましょう。
特に「手当」について理解する必要があります。
手当は「自動的に計算されるもの」と、「本人が申請しなければならないもの」が有ります。
全て規則を理解して、どういう申請をしなければならないかを理解して、部下に教えてくれるような優しい上司は存在しません。
なので、しっかり理解して自ら申請して手当をもらうわないといけないのです。
管理者の上司は元労働者です。自分で決めたことではないので、理解できていません。
自分でしっかり理解して、管理者の上司に就業規則を叩きつけてやりましょう。
「ごちゃごちゃ言ってきたら規則に従っただけです!」と言えば何も言い返せないでしょう。
忘れず計算される手当
職位手当
所長、部長、課長など所属長に対する手当です。
基本の給料ベースに毎月追加されるような手当は自動的に計算されるので注目するようなとことではありません。
ペーペーや平社員には無縁の手当ですね(笑)
休日手当・時間外手当
1週間に8時間×5日を基本としています。それ以上の労働は、時間外労働・休日労働です。それらに対する割増賃金です。
時間外労働(残業・早出)に対する割増は、25%以上の割増賃金を支払う決まりになっています。
時給1000円で1時間残業すると、1250円となります。
休日には、「法定休日」と「法定外休日(所定休日)」があり、どちらの休日に出勤するかで割増率が変わります。
法定休日:35%以上 日曜日
法定外休日:25%以上 土曜日 →時間外労働と同じ扱い
これらの手当は勤務管理システムで賃金計算をしている会社であれば、ほぼミスはないでしょう。
法律で割増率は決まっていますが、就業規則ではそれ以上の割合が書かれていることもあります。
自分の会社の割増率がどうか確認すると、ホワイトかブラックが分かります。
ブラックを疑う会社であれば、就業規則と給与明細を年に1回くらいは割増率が合っているか確認した方がいいですね。
深夜手当
深夜時間帯の賃金は25%割り増しになります。
残業の深夜勤務であれば、25%+25%で50%割増となります。
時給1000円で1時間残業すると、1500円となります。
これも休日手当・時間外手当同様にシステム管理しているのであれば、間違うことはないでしょう。
見落としがちな手当
法律に決まっていない手当はそれぞれの会社によって決められたりしています。
自分で申請しなければもらえない手当です。
つまり、就業規則を理解していない人にはもらうことができないのです。
私は入社後3年間に渡り、手当を貰わずに捨てていました。
かなりもったいないことをしていた・・・・(´・ω・`)
それでは、私の会社の忘れがちな手当を紹介します。
緊急呼出手当
勤務前や勤務後や休日に上司から緊急に呼出就業をした回数により支給されます。
1回4000円
休日出勤や早出・残業だけの申請をすると割増賃金しかもらえません。
緊急対応で呼び出されるような職場であれば、この手当があるか確認する価値はありますね!
電話対応手当
勤務前・勤務後や休日に業務に関して会社からの電話に応対した回数で支給されます。
1回2000円
休みなどの勤務外に仕事の電話をすることは、休みを邪魔されることなので電話1分でもしっかり申請しましょう。
交代勤務手当
交代勤務をした時に1回毎に支給されます。
第二勤務: 840円
第三勤務:1600円
会社都合で夜遅くまで残らなければならない場合、通常就業+残業としますが、就業時間を夜基準にして、交代勤務+早出で申請することで交代勤務手当を別で受け取ることができます。
時間外手当とは別でもらえるので連日夜遅くまで仕事をしなければならない時は大きい額になりますね。
社有車運転手当
荷物を運ばないといけない時など長距離運転した場合支給されます。
MAX4000円(距離による)
まとめ
就業規則は複雑で分かり難く、全てを理解することはできません。
社員の行動を制限するような規則・規定だけではなく、社員の権利を主張できるようなこともあります。
会社に利用されるだけでなく、会社を利用する為に就業規則を理解することは重要です。
特に、賃金規則の”忘れがちな手当”を申請することで収入を上げることができます。
残業せずに帰宅した時や、有給休暇を使った日に、必ずと言っていいほど電話がかかってきます。
そういう時に電話対応手当を申請するだけで、1回2000円もらえます。
2000円は大きいですよね。
この規則を知って、同年代の社員に伝えたのですが、
「今までやっていなかったからやらない」とか「上司に説明するのが面倒くさいからやらない」とか
言う人がほとんどでした。
そういう奴に声を大にして言いたい。
お前ら、何のために会社来てんだよ!!
お金だろ!?!? 金!!!!!!!!
乱れてしまいました、失礼しました。
会社を利用してもらえるものはしっかり頂きましょう。
賃金規則だけじゃなく、休みが増やしたりもできますからね。