銘柄分析

ワクチン開発企業への投資は博打 Aタイプで大負けを避ける。

こんにちは。でんすけです。

コロナショック後、緊急事態宣言や外出規制など感染を遅らせる処置をしていますが、
コロナウイルスが完全になくならない限り、遅れてまた再感染するには違いありません。

対策として、治療薬とワクチンがあります。

ワクチン

いわゆる予防接種です。害のない弱い菌を体内に入れて抗体を作ることで
感染のリスクを抑えることができます。

ワクチンは世界中で100以上のプロジェクトで開発されています。

100以上のプロジェクトの中から2,3しか成功しないと言われています。
成功する一つを当てるのはとても難しいです。

その中でモデルナ(MRNA)のmRNAワクチン「mRNA-1237」はP1試験を通過し、
近くP2試験に入り、今夏にはP3試験を始める予定です。
一歩リードしています。そこで株価は爆上げしています。

ワクチン開発の成功は難しいとされています。
1番最初に臨床試験を受けたからといって、成功するなんて保証もありません。

現在、株価は爆上げしていますがこれから買いで入るには博打と言えます。
そりゃあ、成功すれば更なる爆上げは間違いありません。
しかし失敗した場合、暴落も避けられないでしょう。
なぜなら、モデルナはずっと赤字続き。
コロナウイルスワクチンに失敗したあとはさらに業績が悪くなるでしょう。
少し前に買っているのであれば、そろそろ売って持ち換えるのも手かもしれません。

他にも有望なワクチン開発企業はあります。
バイオンテック/ファイザー

 

 

ノヴァヴァックス

 

 

ジョンソン&ジョンソン
(ワクチン開発部門の規模が全体的に小さいので博打にはならない)

ワクチン開発はスロットで言うとARTタイプです。

成功の兆しがあれば増え続ける
成功すれば莫大な利益を得られる。
失敗すると利益はゼロ、株価は大幅下落

といった感じです。ワクチン博打がしたいのであれば、ありかもしれません。

反対にAタイプの企業はワクチン製造企業です。

株価の爆上げは見込めないですが、徐々に上がり続ける企業です。
エマージェント・バイオソリューションズ(ワクチンを製造に特化した会社)が候補です。

ワクチン開発会社のノヴァヴァックス、ヴァックスアートが臨床試験に必要なワクチン製造を契約しています。
ジョンソン&ジョンソンもワクチン製造の外注先として契約を結んでいます。

ワクチンのタイプによっては、使用可能期間があり古くなると効果がなくなるので、
備蓄を持つ場合、定期的に新しいものに交換しなければなりません。

開発をしていないので、莫大な利益は得らませんが、
必ず製造するときに外注として仕事を受けられるので利益が出ます。
ワクチンの需要は世界中にあるので利益率が低くても安定的に稼ぐことができます。

感染した時に治療する薬があれば、感染が怖くないです。
治療薬で回復できれば、社会復帰できます。

 

私はAタイプが好きでした!株でもAタイプを求めてしまいます。

治療薬

治療薬は「レムデシビル」が先日、日本でも治療薬として承認されました。
ギリアドサイエンシズ(GILD)が開発した治療薬です。

日本で承認された治療薬はレムデシビルだけなのに株価はいまいちです。

この治療薬をタダでばらまくことになっており、
ギリアドには利益がでないと言われ冴えない株価です。

しかし、今後タダでばらまきを辞めた後は、ボロ儲け間違いありません。
ワクチン開発が成功し、ワクチンが使えるようになるには来年やっとくらいではないでしょうか。

外出規制や緊急事態宣言などで感染者数は減っていますが、
それらを解除すれば、また同じように増えることが予想されます。

感染した時に使える有効な薬はレムデシビルしかないのだから
ギリアドはこれからボロ儲けができます。

レムデシビルも一回作ったら終わりというわけではありません。
エボラ出血熱の治療薬として開発して承認されなかった薬をコロナウイルス用に効き目があったので承認されています。
これからさらにコロナウイルス用に改善を進めて効果が上がることも期待できます。

他に有力な治療薬が出ていないのでギリアド株を買ってみるのもありかなと思いました。

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