銘柄分析

バフェット90歳にして日本の5大商社を買った理由と次に狙う日本株とは?

こんにちは。でんすけです。

世界一の投資家ウォーレンバフェットが日本の5大商社を買ったとのニュースがありました。
正直このニュースを見て信じられなかったです。

バフェットはこれまで日本株には投資をしてきていませんでしたので、初めての日本の株を買ったのがこの商社の株だったということです。
しかもこの商社というのは世界的にも日本の中でも人気のない株として割安放置をされ続けている業種です。

今回バフェットが買ったというニュースだけで株価がぐーーんと上がっています。
バフェットは市場が普通と思っていることに対して異議を申し立てたというのが大量保有報告ではないかと思います。
これによって商社株が見直されるかそうでないかがとても大きなポイントになります。

そもそもバフェットが買った理由について、分かっていないといけません。
その理由を予想していくことが重要ではないかと考えています。

商社株を割安だと思っていると同時に日本株も割安だと思っているとすると、
商社以外に既に保有している株があり大量保有報告を待っている株もあることが予想できます。
次にバフェットが狙う日本株を予想してみたいと思います。

買った理由

最終的にはバフェット本人に聞いてみないと分からないっていうのが本音ですが、私なりの予想をしてみました。

①資源に対して強気

2020/8/18バフェットが金鉱株(バリックゴールド)を購入したことで話題となりました。
金鉱株は今まで金に関する株を買ったことがないことで有名でした。
なぜなら、本来収益を産まない資産である金投資に関して否定的でした。

その考えを改め、金や金鉱株に関して強気であるという考えができたと分かります。

商社は、伊藤忠商事を除き、三菱商事、住友商事、三井物産、丸紅は、とても資源に影響されやすい株です。
考え方が改まったバフェットと同じ方向の商社株を選んでいるのではないかと想像できます。

②複数事業の割安感

商社は複数の事業を行っています。トヨタは自動車を作り、任天堂はゲームを作る会社です。
一つの企業が一つの事業をやっているパターンと一つの企業が複数の事業をやっているなどいろんなパターンがあります。

自動車がどんどん売れる環境になれば、トヨタの株価も上がるようになるのですが、
商社の場合、資源価格が上がったとしても他の事業がダメだったら売上高が延びないこともあります。

なので、なかなか成長しない会社として割安で放置されています。
「割安」が大好きなバフェットが買ったのではないのではないかと予想できます。

 

 

 

 
どちらの理由にしても商社にとってはポジティブな理由だっと言えます。

5社の8/31の上昇率は以下の通り。
伊藤忠 6.5%高
三菱商 10%高
三井物 8.7%高
住友商 12%高
丸紅  14%高

バフェット一人で商社株爆上げする能力があります。凄まじいパワーですね。
悪魔の実よりも欲しい能力です。

ウォーレンバフェットの発表文で
「バークシャーハサウェイが日本や投資先として選んだ日本の商社の未来を共有できることを嬉しく思う」
「5大商社が世界中で多くの合弁事業を手掛けており、こういった取り組みをさらに増やす可能性がある。将来相互利益の機会が生まれることを期待していると」コメントしました。

商社側のコメントとして「商社に関心を示してくれたことは良いニュースと受け止め、期待に応えられるよう社員一丸となって企業価値の向上に取り組む」などポジティブな内容が多かったです。

バフェットが次に狙う日本株は?

ぶっちゃけ勝手な推測でしかありません。

オリックス
ソフトバンクグループ
日立製作所
イオン

とか持ってそうです。

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