こんにちは。でんすけです。
バンガードETFの経費率改定のお知らせがありました。
2月27日付で9つのETFの経費率が改定されました。
この9つのETFに投資している人とって、コストの削減となります。
バンガード社では、これまでも継続して経費率の引き下げは行ってきてます。
実績として過去4年間で、投資信託およびETFの経費率改定により、投資家コストを推定累積額で約7.5億米ドル削減しています。
改定後の経費率は下記の通りです。
ティッカー | 名称 | 改定後の経費率 | 改定前の経費率 |
---|---|---|---|
VWO | バンガード®・FTSE・エマージング・マーケッツETF | 0.10% | 0.12% |
VGK | バンガード・FTSE・ヨーロッパETF | 0.08% | 0.09% |
VEU | バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)ETF | 0.08% | 0.09% |
VSS | バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETF | 0.11% | 0.12% |
VPL | バンガード・FTSE・パシフィックETF | 0.08% | 0.09% |
VXUS | バンガード・トータル・インターナショナル・ストック(除く米国)ETF | 0.08% | 0.09% |
VT | バンガード・トータル・ワールド・ストックETF | 0.08% | 0.09% |
VWOB | バンガード・米ドル建て新興国政府債券ETF | 0.25% | 0.30% |
BNDX | バンガード・トータル・インターナショナル債券ETF(米ドルヘッジあり) | 0.08% | 0.09% |
日本の投資家におなじみの「VT」 バンガードトータル・ワールドストック(全世界ETF)も含まれています。
たったの0.01%と思うかもしれません。
0.09%から0.08%に下げるということはバンガード社からすれば利益が11.11%も下がるということになります。
これを小さいとは言えないでしょう。
欲深い経営者であれば、経費率を下げずに利益を追求します。
しかし、投資家思いのバンガード社は純資産が大きくなるごとに経費率を下げています。
バンガード社の心意気にファンの投資家が増えています。
経費が下がる → 投資家が増える → 純資産が増える → 経費が下がる→・・・
を繰り返しています。
良いサイクルを持った企業は今後も成長が望めると思います。
VTの純資産は以下のように推移しています。
投資家のだれもが経費率は下がってほしい欲しいと思っています。
バンガード社では、今後も投資家が増え、純資産が増え続け、経費が下がるサイクルが出来上がっています。
今後もバンガード社を応援していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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